【初心者でも分かる！】OpenSeaでオファーを活用したNFTの買い方

気になるNFTがあるけれど、価格を見て二の足を踏んでしまっている…そんな経験はありませんか？

たくさんの人が、欲しいNFTが見つかっても、「ちょっと高いな」と感じることがよくあります。でも、実はオファー機能を上手に使えば、予算内でお気に入りのNFTを手に入れることができる場合があります。

オファーのメリット・デメリットを理解して、お財布に優しく、あなたもデジタルアートや特別なコレクタブルを楽しめるようになります。

この記事では、オファーを活用してNFTをもっと手軽に購入するコツを、初心者でも分かるように優しく解説します。ぜひ最後まで読んで、賢くNFTをゲットする方法を一緒に学んでいきましょう。

OpenSeaでのオファーについての解説

オファーとは？

オファーというのは、自分が欲しいと思ったNFTに対して「このくらいの値段で買いたいです」と保有者に伝えることです。つまり、値段の交渉みたいなものです。

Openseaという場所では、このオファーをする時にガス代（手数料）はかかりません。だから、何度でも「この価格でどうですか？」と提案できます。

これは、すでに値段が決まって出品されているNFTだけでなく、まだ売りに出されていないNFTにもできるのが利点です。

「Buy now」の表示が付いているNFTは市場で販売中ですが、「Make offer」のみが利用可能な場合、そのNFTは売りに出されていない状態になります。

オファーに使用するWETHって何？

簡単に言うと、WETH（Wrapped Ethereum）とは、ETH（イーサリアム）と同じ価値を持つ特別な通貨のことです。

ETHのブロックチェーン上で、さまざまなデジタル取引をもっと簡単に行えるようにするために強化された通貨になります。

通常、NFTを購入するためにはETHが必要ですが、これは定額で出品されているNFTに限ります。

NFTの保有者に対してオファーを提示する場合は、ETHをWETHに変換する必要があります。

ETHを直接使ってオファーができないのは、ETHが基本的な取引機能しか持たないためです。

対して、WETHは、より複雑な取引や条件付きの契約を可能にする「包んだ」形のETHで、OpenSeaのようなプラットフォームで柔軟な取引をすることが可能になります。

この変換を通じて、ユーザーはより精密で柔軟なオファーを行うことができるようになります。

オファーのメリット・デメリット

メリット	デメリット
提示価格よりも安く買えることがある 出品されていないNFTにも交渉できる	欲しいNFTが買えないことがある すぐに買えない WETH変換時にガス代がかかる

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OpenSeaでオファーする前の準備

「ETH」から「WETH」への交換手順

オファーでの購入は、通貨を「ETH」→「WETH」に変える必要があります。

👇OpenSeaのトップ画面より赤枠の保有しているETHの価格表示があるところをクリックし「Tokens」のサブ画面を出します。

👇「Tokens」の画面から、赤枠部分にマウスのカーソルを合わせると、「Buy」「Wrap」「Send」と表示が変わるので、「Wrap」を選択します。

👇「Offer balance」の画面になるので、「Wrap」を確認して、変換したい価格を入力し、「Next」をクリックします。

変換される価格とガス代が表示されるので、問題がなければ、「Confirm」を押します。

👇「確認」を押してETH→WETHに変換が完了します。

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OpenSeaでオファーを出す方法（購入側）

オファーの出し方は、1つのNFTに対してのオファーと、コレクション全体へのオファーと2通りあります。

それぞれの方法を説明していきます。

どちらも簡単に行うことができます。

それではみていきましょう。

1つのNFTに対してのオファー

👇購入したいNFTの「Make offer」をクリックします。

👇次に内容を確認して「☐」に✓を入れます。

内容はこちら

I understand that OpenSea has not reviewed this collection and blockchain transactions are irreversible.
（OpenSeaがこのコレクションをレビューしていないので、ブロックチェーン取引を元に戻せません）

👇オファーする価格と期限を決めて「Make offer」を押せばオファー完了になります。

①価格	オファーする金額を決めます。 ※5ドル未満のオファーは受け付けられません。
②Duration	オファーをする期間を決めます。

オファーをするときのガス代は発生しません

全体へのオファー

こちらは、コレクション内のどれか1つでもいいから購入したい場合や、通行パス的な役割を果たしているようなNFTでは、全体へのオファーが有効です。

通行許可パス的なNFTで有名なのは、「投資OL社長ちゃんのTOL Pass」が有名です。このNFTを保有することで、Discordのコミュニティに参加できるようになります。

それでは、全体へのオファー手順です。

👇欲しいコレクションのトップページから、「Make collection offer」を押します。

👇次に内容を確認して「☐」に✓を入れます。

内容はこちら

I understand that OpenSea has not reviewed this collection and blockchain transactions are irreversible.
（OpenSeaがこのコレクションをレビューしていないので、ブロックチェーン取引を元に戻せません）

👇価格、数量、期間を決めて「Make offer」をクリックで、全体へのオファーが完了します。

①Offer price	オファーする価格を決めます
②Quantity	購入したい数量を決めます
③Duration	オファーする期間を決めます

オファーをするときのガス代は発生しません

オファーの完了と確認

オファーが完了したら、ちゃんとオファーが出来ているか確認しておきましょう。

👇OpenSeaのホームから、「アイコンマーク」→「Profile」→「Offers made」で確認できます。

👇オファーをしたNFTを見にいくと、「Offers」のところに「You」と名前があります。

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オファーをキャンセルする方法

オファーのキャンセルは簡単にできます。

👇OpenSeaのホームから、「アイコンマーク」→「Profile」→「Offers made」にいきます。

👇自分のオファーした一覧があるので、キャンセルしたいNFTの右端に、「✖」マークをクリックでキャンセルとなります。

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OpenSeaでのオファーの承認（オファー受けた側）

オファーでの購入は、安く買えるので覚えておくといいですが、自分が購入したNFTにオファーが来ることもあります。

そのオファーに対して、売却してもいい場合は、承認が必要になります。ここでは、承認の仕方を解説していきます。

オファーを承認する方法

👇オファーされたアイテムの「Offers」セクションでオファーを確認し、「Accept」ボタンをクリックすることで、オファーを承認できます。

👇改めて受け入れるかどうかの確認メッセージが出るので「Accept offer」をクリックで完了です。

価格交渉する場合

オファーを受けた際に、「価格がもう少し高ければ」と考えることがあるかもしれません。そのような場合、オファーをしてきた相手に対して、価格交渉を行うことが可能です。

👇オファーされたアイテムの「Offers」セクションでオファーを確認し、「Counter」ボタンをクリックすることで、オファーの相手に対して、価格設定ができます。

👇「List for sale」の画面が出るので、ここで価格、期限などの設定をします。

Choose a type of sale	「Fixed price（定額価格）」を選択します。
Starting price	価格を決めます。

👇期間、オプションを設定し、「Complete listing」を押せば完了です。

Duration	期間を決めます。
More options	ここは、オファーの相手にだけ交渉をしたいので、必ず「ON」にします。 ONにすると、下に相手のアドレスが表示されるようになります。 もし、オフにした場合は、全体に価格交渉をすることになるので注意してください。

👇内容を確認して、「署名」を押せば完了です。

👇価格交渉がされているかは、「Profile」から「Activity」で確認することができます。

オファーの断り方

オファーが来たら、どうしたらいいの？って思うかもしれませんが、売却する気がないのであれば、何もせず放置で大丈夫です。

オファーする側には、オファー期間が設定されているので、期間が過ぎれば自動的に取り消されていきます。

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オファーに関するよくある質問

WETHを購入できる取引所はありますか？

WETHを直接購入できる取引所は残念ながらありません。

ETHを購入後、OpenSeaやメタマスクなどで、変換するのが基本的に流れとなります。

なぜ購入者にガス代がかからないのですか？

ガス代は、オファーを受け入れる側、つまりNFTの売り手が支払います。

売り手がそのオファーを受け入れると、売り手の側でトランザクションがブロックチェーン上で実行され、その時に初めてガス代が発生します。

このガス代は売り手が負担するため、購入者はオファーを通じてNFTを購入する際に、ガス代を心配する必要がなくなります。

オファーいくつだせますか？

オファーを出す際には、1つだけに限らず同時に5つまで出すことができます。

1つのオファーが受け入れられると、同じコレクションに対する他のオファーは無効になります。

例えば、個別のアイテムに対してだけでなく、全体に対するオファーを出すことができますし、1つのアイテムに対して複数のオファーをすることもできます。

👇これは、「Eleven Samurai Rocks」というコレクションに、全体と1つのNFTに対してオファーした画面になります。上が全体へのオファー、下が1つのNFTに対してのオファーです。

オファーをキャンセルしたらガス代はかかりますか？

ガス代はかかりません。

以前、オファーをキャンセルする際にはガス代がかかり、そのコストを避けるためにはオファーの期限が切れるまで待つしかありませんでしたが、この問題は現在改善されています。

オファーの期間はどれくらいがいいの？

通貨の価値が急落したり、コレクションの価値が下がる可能性を考慮すると、オファーの期間は短く設定することが推奨されます。

欲しいNFTの現在価格が0.1ETHだとして、0.08WETHでオファーを出したとします。しかし、その価値が実際に0.08ETHまで下がった場合、NFTの保有者がそのオファーを承認すると、元々の価値より安い価格でNFTを手に入れることができなくなる場合があります。

オファーは短期間で、様子を見ながらやるのがおすすめです。

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まとめ｜OpenSeaでNFTをお得に購入する方法

まとめ

項目	詳細
オファーの利用	NFTを市場価格より安く購入するために、オファー機能を活用します。
WETHについて	オファーにはWETH（Wrapped Ethereum）が必要で、ETHより取引がスムーズです。
オファーの方法	OpenSeaでのオファー方法には、個別NFTへのオファーとコレクション全体へのオファーがあります。
オファーのキャンセル	オファーのキャンセル方法も簡単にでき、ガス代はかかりません。

OpenSeaでNFTの購入に慣れたら、次のステップとしてオファーを活用することをお勧めします。

オファーを通じてNFTを購入すると、ガス代は出品者が負担するため、購入者はガス代を節約できる大きなメリットがあります。特に、特定のNFTにこだわらない場合や、コレクション内の任意のアイテムを対象にする場合には、オファーを積極的に出すことが非常に有効です。

この方法を利用すれば、より効率的に、かつ経済的にNFTを楽しむことが可能になります。ぜひこのチャンスを活用して、NFTの世界を楽しみましょう。

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